NHKドラマ「ブランケットキャッツ」は週替わりでゲストが変わり毎回見応えがありました。
家族の話や学校でのいじめの話など,身近に誰かが経験するようなことを題材に多くの秀作を書いている重松清さんの原作をドラマ化していますから,誰もが自分の身に置き換えて感情移入してしまいます。
5話の伊武雅刀さん演じるアパートの口うるさい管理人さんが,悲しい過去を胸にしまって猫に思い入れを持っているという設定は,人間の外面と内面を対比的に描いた秀逸の回だったと思います。
6話と最終話は2話連続のストーリーだったのですが,ゲストに映画「アイコ十六歳」で天才と言われた富田靖子さんがひとり芝居とも言える熱演をしていました。
このドラマには主人公の西島秀俊さんや亡くなった奥様役の酒井美紀さんが出演していましたが「あすなろ白書」の西島さん,「白線流し」の酒井さんと富田さんがそろうと20年程前の青春ドラマにタイムトリップしたようで,また違った感傷にひたる事が出来ました。